ブラッククローバーというアニメが2017年の10月から放送されていますが、期待はずれという意見も多いようです。アニメの声優はとても豪華となっていますので、それだけでも見る価値はあると思うのですが、ストーリーを期待する人にとっては、今のところ満足できるような内容にはなっていないかもしれません。もちろん、人によって好き・嫌いは別れますが、個人的な意見として、アニメオタクほどこのアニメが気に入らないという可能性は高くなると考えています。なぜなら、ストーリーがどこかで見たような話だからです。

例えば、主人公が魔力をいっさい持たないという特性を持っている点です。魔法で戦う話なのに主人公が魔力をいっさい持たないという設定はアニメ初心者にとっては面白いでしょう。しかし、すでにさまざまなアニメを見てきた人にとっては、どこかで見たことがあるような設定となります。魔力をいっさい持たない主人公が魔道師の頂点である「魔法帝」を目指す話と聞くと、とんでもストーリーであるかのように思えます。しかし、すでにいくつか似たようなアニメを見たことがある人にとっては「またこの手のストーリーか。展開が予想できる。」と考えてしまうはずです。

あえてそのアニメのタイトルはあげませんが、私が知っているだけでも似たような設定のものはいくつか思い当たります。さらに、主人公のアスタは頭はそれほど良くないが熱血系で、感情的な性格です。アスタは下位の魔法騎士団に入ります。ライバルのユノは冷静でクール、かっこいい系のキャラです。ユノはトップの魔法騎士団に入ります。こういったキャラ設定も今となっては典型的なものとなるでしょう。「どうせ下位の魔法騎士団から上り詰めていくんだろ。」と予想する人は多いでしょう。

「ブラッククローバーがいつになったら面白くなるの?」という質問はよく投げかけられます。私はコミックを持っていますが、先のほうまで読んでみても、それほど驚くような展開が待っているわけではなかったです。500種類以上のマンガを読んできた私にとって「この展開はどこかで見た」というものばかりでした。

これは、決して悲観的になるようなことではありません。歴史は繰り返されるとよく言います。私のような中年のオタクにとっては、ブラッククローバーはすでに何回も繰り返されているありきたりなストーリーであると感じます。しかし、それほどアニメを見てきていない一般人にとっては、ブラッククローバーが「はじめての体験」となる可能性があります。いつになったら面白くなるのかという答えは、「人それぞれ」となります。